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放射能(線)について考える

2011.03.31 Thu
Radioheadの新作アルバム、The King of LimbsのCD版が昨日届きました♪
Eco志向のレディへさんなので、パッケージは紙。結構ショボ目です。
でもっ、いいの、んなことは♪
音が良ければ♪

ってことで、早速聴いてみますた。
1曲目のBloomのイントロから、いきなりとっても私好みの音♪
オタクなアンディちゃんのために渋々アップグレードしたオーディオが
メッチャいい仕事してくれてます。うふふー。
まだ聴きこんでないけど、
Little by Little
Lotus Flower
Separator辺りがとても好き♪
でも、ちょっとメロディアスな頃のレディへが恋しくもあり。




・・・さてさて。
ついに東京でも水道水内に放射能が検出されたって報道がありましたね。
そして今までは半減期が8日間のヨウ素しか見つかっていないって言っていたのが、
半減期24000年とかのプルトニウムも検出されたとか・・・。
ってことで、今日は放射能について考えてみました。

私は医療のことも全然分かんないし、「シーベルトってシーボルトさんのお友達?」ってな位
放射性物質の測定値うんぬんのことは分かりません。
でも、昔悪性リンパ腫になったときに放射線治療を受けたことがあるので、
そこから感じた、実感としての放射能(線)の怖さを。



15年前、19歳だった頃に三鷹の杏林大学病院で私は放射線治療を受けました。
放射線治療を受ける前に、抗がん剤治療を約2週間おきに6クール受けました。
幸い抗がん剤がよく効き、放射線治療を受ける時点では
私の癌はすでに目に見えないくらいに小さく収縮していました。
でも、再発しないように念には念を入れよう、という主治医の勧めで
放射線治療を受けることになりました。

月曜から金曜日の週5日毎日の照射を3~4クール受けたと思います。
私の腫瘍は喉のリンパの左右両側に出たので、
喉の中央を通る食道や呼吸器、それに舌に放射線が当たらないように
簡単に消えない特殊なインクのマジックで首に線を描かれ、
綿密に寝台の高さや範囲を調節され、照射されました。
照射はほんの数十秒でしたが、レーザーを当てられている間は
なんとも言えないイヤーな匂いが鼻の奥でしてました。

「コバルト」とか「ガンマ線」という言葉を、受けた説明の中で聞いたのを覚えているので、
私の治療に使われた放射性物質は半減期が5年程度のコバルトっていうものだと思います。
毎回毎回、位置合わせだけで5~10分はかけるくらいの慎重さで、
本当に限定された部位にだけ放射線が当たるように細心の注意が払われていました。
・・・その後15年間一度も再発の気配もなく、あの時に命を救っていただいた
血液内科と放射線科のお医者様たちには本当に感謝しています。


それでもその約1ヶ月間の放射線治療後、
口内炎や味覚麻痺、唾液が出にくくなる等の副作用がありました。
もちろん照射部位を限定していたのと、病棟の看護婦さんが照射後に
いつも氷を用意していてくれてそれを舐めていたので
物が食べられなくなるほどの口内炎は幸いありませんでしたが、
唾液腺と味蕾の一部が焼かれてしまったため、唾液は1年くらいは出にくかったかな。
ペットボトルの水を持ち歩いてしょっちゅう水分補給してました。
味覚も完全に戻ってくるまでは半年くらいはかかったと思います。

そして私の首から鎖骨にかけての皮膚は
何年間もずーっと日焼けしたように浅黒く、軽い火傷痕のように乾いていました。
10年以上経って、今こそその色が分からないくらいにはなっていますが、
放射線は私の首の組織を何年もジリジリと焼き続けていたのかなって思います。
15年経った今でも、首だけ体の他の部位より明らかに細いです。

放射線治療を受けたことのある方で、10年以上経ってから
皮膚癌が照射部位の表皮に出たと言うブログも読んだことがあります。

私たちが治療で受けるのは、放射性物質が放つ『光』だけ。
でも、そんな光を発する物質が口から体内に入ったらどうなるのでしょう?
内側から何年も何年も内臓を焼き続けるのではないでしょうか?

目に見えないから存在しないんじゃなくて、目に見えないからもっと怖いと思うのです。
検査でCTスキャンを頻繁に受けていたときも、鼻の周辺にレーザーが来ると
薬くさいような、プラスチックが焦げるような、あの特有の匂いがしてました。
造影剤が血管に流れ込む瞬間は、また全然違うアルコールみたいな
ツンッと気分の悪くなるような匂いがしました。
でも造影剤を使っても使わなくても、焦げるような匂いは毎回あって、
お医者様はそんなはずないって言ってたけど、いつもその匂いがしてました。
今考えると、何かの組織がチリッと焼けていた匂いなのかも。

こんなど素人が、科学的根拠も何もなく戯言をほざいてるって思われても
もちろん仕方ありません。
でも、実際に放射線に触れてどんな匂いがし(←これは私だけかも・・・)
どんな副作用が出て、皮膚がどんなになったかを自分で試して
感じたことのある専門家はあまりいないはず。
私はそれを感じたことがあるから、その威力を知っているから、怖いのです。

放射能(線)って、コントロールさえできればとても有効で役に立つ物なのかもしれないけど
一度コントロールを失ったら、その強大で長期に渡る影響力って
計り知れないものだと思うのです。

しかも、子供に与える影響は大人のそれよりも甚大であるってことは、
どんな隠し事をしてる役人だって専門家だって、口をそろえて言っている。
そんなアブナイ物質が水道水から検出されたんです!
水道水を直接飲ませることはなくても、お風呂に入っているときに
間違って飲み込んでしまうかもしれない。
洗った髪の毛や手を、口の中に入れてしまうかもしれない。

経済活動を止めてはならないと必死でがんばる大人の皆さんの気持ちは分かる。
学校や仕事や、東京ですでに始めている何かを
途中で投げ出すわけには行かないと言う気持ちも分かる。
他の人たちが皆がんばっているのに、自分だけが逃げれないって言う気持ちも分かる。

でもでも、とにかく、子供たちだけでも安全な水の飲めるところへ逃がして欲しい・・・。
「東京の水は子供が毎日どの蛇口からゴクゴク飲んでも大丈夫なくらい安全でーす!」と
政府が胸を張って発表できる日まで。

これで10年後、20年後、お子さんが適齢期になった頃に癌や、不妊や、
それ以外の健康被害が突然顕れたとしたら・・・。
それでもあなたはこの状況下で「子供と一緒に東京に残る」という自分の決断が
正しかったと言い切れるでしょうか?

小さな子供たちは自分では居場所を選べないのです。
親の安易な決断によって子供を被爆させてしまってもいいんですか??
どうか後悔の無いご決断を・・・。

被災地の復興と、一日も早い原発周辺の水や土壌の安全確認がなされるよう
お祈りしています。



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